BLOG ひかりっこ通信
ひかりキッズが「英語・音楽・ダンス」を取り入れる理由
ひかりキッズも、外壁がつき、随分とそれらしい姿になってきました。
ひかりキッズが、どうして「英語・音楽・ダンス」を教育の中に取り入れていくか、ということを今日は書きたいと思います。
「英語」というと、子どもの頃から英語を習わせておけば、もしかしたらバイリンガルになれるのでは??英語に親しみを持てるので小学校で苦労しないのでは??という期待を持たれる親御様もおられるかもしれません。
確かにそれもあるかもしれませんが、しかし、もっと大事なことがある、と私たちは考えます。
ひかりキッズには、美術の勉強を専門にした保育士の先生がおられ、アートに関してかなり創造性を発揮出来る環境があります。
「無から有」を生み出す力が、育まれていきます。
子どもは、まさに「五感」を使って、物事を感じ、表現します。その自由度は、大人とは比べ物にならないほどです。
子どもの中には、アートが得意な子もいれば、音に敏感な子もいれば、ことばに敏感な子もいたり、いろいろです。しかも、「音」といっても、私たちの考える「音楽が上手にできる」ではなく、もっと違った次元での「音」に対する感性が子どもにはあるのです。例えば、音の空気、たとえばお母さんが怒った口調で言葉を話すときには、心が閉じてしまって悲しくなるけれども、明るい歌声の中にいるとそれだけで心が開けて幸せになる、といういうような。
英語ひとつをとっても、そこには日本人、特にこの北新潟太夫浜という地域とは全く違った文化の中から生まれてきた、表現の仕方、感じ方があります。そこには、言葉を超えてその先にある「こころ」があります。
これこそ、子どもに感じ取ってほしいことなのです。こんなところから、実はクリエイティブ(想像力)は生まれてきます。
子どもは大人以上にいろんなことを感じ、いろんなことを表現しようとしています。それを聞き取るためには、心と時間の余裕が必要です。
ひかりキッズは、少人数保育(2019年9月開所時は定員12名)だからこそ、その余裕を持つことができます。
月に2回、敬和学園高校の英語のALTの先生が、ひかりキッズに英語と歌を教えに来てくださいます。とても「こころ」のある優しい先生です。楽しみにしています。