BLOG ひかりっこ通信
ひかりキッズ 建築進行中
ちょうど1年ほど前に構想がスタートした、企業主導型保育園「ひかりキッズ」。
「青年は幻を見、老人は夢を見る」という聖書の言葉の通り、私含め個人の力ではどうにもできないことであっても、多くの方の祈りに支えられ、神様が思いを起こさせてくださり、人を備え、実現に向かって箱舟が形になっていっています。
近隣の敬和学園高校様、障害者福祉施設「太陽の村」様、介護施設「なぎさの里」様、キングスガーデン様、三菱ガス化学様なども協力企業となってくださり、地域のこどもからシニアまで、多世代が箱舟を中心に集う小さなコミュニティを作ろうとしています。
この「ひかりキッズ」のある北新潟地域は、福祉施設が集中し、また東港近辺に100社を超える企業があります。住民の数は少なくても、日中地域外から来られる方の数は多い、という特殊性があります。また、不登校の子どもたちを受け入れて素晴らしい教育を提供することで全国的にも知られているキリスト教主義の高校、敬和学園高校があります。
保育園は体調不良型保育に対応し、看護師が常駐します。日時を決めて、まちの保健室として健康や生活に関する相談を受けられる窓口を設ける予定です。
保育園は、地域に根ざし30年近く保育を行って来られたベテランの先生方のチームが担当してくださいますので安心です。その中で、新たな試みとして英語・ダンス・音楽を統合的に学べるプログラムを提供していきます。敬和学園の英語ALTの先生が、月2回、英語礼拝の中で英語でコミュニケーションしたり、歌ったりするプログラムを提供してくださいます。また、東京の劇団四季OBのミュージカルスクールや、海外のスタジオとも繋がり、等身大映像によるオンラインレッスンができるよう、徐々に準備を進めています。
600坪の広大な敷地。砂丘の一番高いところに位置し、隣は太夫浜小学校、反対隣は北新潟キリスト教会です。東側がズドーンと抜けている景観です。
半分のエリアが自己所有、残り半分が賃貸ですが、地主様もビジョンに共感してくださり、一緒に建て上げるチームとして思いを共に歩んで下さっています。本当に感謝してもしきれないほどの恵みを頂いております。
2019/3/22、起工式。なんとこの日の朝、国からの助成決定通知が届きました。右も左も分からない中、神様がこれを立て上げさせてくださっている、というのを実感しました。教会につながる皆様が20名ほど、集まって共に祈りを捧げて下さいました。
当日は寒く雨が心配されましたが、なんとこの土地の上だけは、ぽっかり晴天が広がっていました。
終了後、となりの北新潟キリスト教会にて、高田建築事務所の高田会長のご挨拶。高田会長も真摯なクリスチャンで、本当によくビジョンを共有していただき、お力添えを心から感謝しております。見た目もノアさんそのものです・・
基礎が完成していきます。今年は暖冬で、雪も少なく、また春も穏やかな日が続き、本当に守られました。
並行して、奥の敷地の整地作業が進んでいます。
柱が立ち上がっていきます。それにしても、すごいスピードです。
上棟式。棟梁の織田さん(青いヘルメット)と、現場監督の丸山さん。
雨でしたが、無事に工事が守られ、柱がすべて立ち終わりました。
そこからはどんどん進んでいきます。屋根がつきました。
箱舟の中です。高窓から差し込む光が、箱舟感いっぱいです。
そして、壁もつきました。もう雨が来ても工事は大丈夫です。
竣工は8月下旬、開園は9/1の予定です。
当初は12名定員(2ヶ月-未就学児まで)でスタートします。現在10名ですので、あと2名のみ空きがあります。お早めにお申し込み頂けましたら幸いです。
皆様の祈りに支えられながらこうして計画が着々と進められていること、心から感謝しております。ノアの箱舟と同様、私の力や思いだけではとても建て上げられないですが、神様が立て上げてくださる、ということを職員一同で共有しながら、謙遜に歩んでいきたいと思っています。